〒386-0018 長野県上田市常田1丁目10-78
目の中にはピントを合わせるためのレンズ(水晶体)が入っており、この水晶体が加齢や外傷などの影響で、徐々ににごってくる状態を白内障といいます。進行すると手術で人工のレンズ(眼内レンズ)に交換する必要があります。
水晶体が濁ってくると、まぶしい・ものがかすむ・みえにくいなどの症状が出現します。
上記のような症状が見られた場合は、
白内障が進行してきている可能性があります。
白内障の治療は、進行を進みにくくするための目薬はありますが、一度濁ってしまった水晶体の濁りを元にもどす薬物治療はありません。
白内障(水晶体の濁り)がつよくなり、車の運転やお仕事、日常生活に不自由が出てきたら、白内障手術を検討するタイミングです。
最新の
前眼部形状解析装置を用いることで、より正確な術式や眼内レンズの選択が可能になりました。また術後の見えにくさにつながる乱視や収差(にじみ)の軽減にも有用です。
白内障手術における眼軸長測定装置のゴールデンスタンダードであるIOLマスターの最新型であるモデル700を導入。角膜前面乱視のみでなく、角膜後面乱視も測定することで、より正確な眼内レンズ選択が可能です。また最新の眼内レンズ計算式を用いることで、遠視や近視が強い方やレーシック手術後の方でも、術後の度数ずれを最小限に抑えることができます。
最新の眼軸長測定装置+白内障術中ガイドマーカー統合システムであるアルゴスver1.5を長野県内で初導入しております。これにより術前の測定データを手術顕微鏡に直接送信し、測定データを直接手術顕微鏡にリアルタイム表示でき、極めて正確な切開や眼内レンズの固定をすることが可能です。
当院では白内障手術はもとより、高度な眼内手術に熟練・精通した医師による白内障手術をおこなっています。
進行した過熟白内障や水晶体偏位・脱臼例、緑内障・網膜硝子体疾患合併例など、通常の白内障だけでなく、難症例や合併症が併発した、あらゆるタイプの白内障手術や眼内レンズ2次移植術に対応しております。
白内障手術は通常点眼麻酔でおこない、痛みはほとんどありません。
手術時間は、通常の白内障の場合、約10分程度で終了します。
点眼麻酔・目の消毒をしてから、
角膜(くろめ)のふちを
約2.5ミリ切開します。
水晶体の表面に円形の穴を作成し、
専用の機器を用いて、
混濁した水晶体の中身を
超音波で破砕・吸引します。
残った水晶体の嚢(ふくろ)
の中に眼内レンズを挿入して
手術は終了です。