翼状片手術 PTERYGIUM SUGRERY

翼状⽚⼿術TREATMENT

  • 翼状片は、結膜(しろめ)の下の組織が異常増殖して、角膜(くろめ)に侵入してくる病気です。
  • 翼状片が大きくなると、乱視が強くなったり、見た目が気になったりします。
  • 翼状片がひとみ(瞳孔)にかかってしまうと、視力に影響を及ぼすため、大きくなりすぎる前に外科的切除が必要になります。
  • 翼状片は、単純切除した場合は高率に再発してしまうため、一般的に結膜弁(有茎結膜弁・遊離結膜弁)を用いた翼状片手術がおこなわれています。
  • このため当院では、全例で翼状片の再発がおこりにくい、遊離結膜弁を用いた翼状片手術を採用しております。
  • この遊離結膜弁を用いた翼状片手術は、従来の有茎結膜弁を用いた手術に比べ、手間がかかるため、やや手術時間が長くなりますが(約20分程度)、再発率が低い(5%以下)という大きな利点があります。
  • 大きな翼状片や、再発例、若い方(20代〜30代)の翼状片は、遊離結膜弁を用いた翼状片手術でも再発しやすくなるため、マイトマイシンCと呼ばれる抗がん剤を併用して手術を行なうことがあります。