涙道内視鏡⼿術 (なみだ⽬治療) LACRIMAL DUCT ENDOSCOPY

涙道内視鏡⼿術TREATMENT

当院では、成⼈のなみだ⽬(流涙症)の近年のスタンダード治療となった、内視鏡的涙道チューブシャント⼿術を⾏っております。

内視鏡的涙道チューブシャント⼿術

極細の涙道内視鏡を⽤いて、涙道内の閉塞部を直接観察しながら、閉塞部を解除します。 閉塞が解除された涙道内に、直径1mmのやわらかいシリコン製の涙管チューブを挿⼊し、約2〜3ヶ⽉間留置します。
⼿術は局所⿇酔で、⽇帰りで⾏います。⼿術時間は20分前後です。⼿術後約2週間ごとに通院し、涙管洗浄の経過観察を⾏ないます。
⼿術翌⽇から、1週間程度プールなどを避けて頂く以外、仕事など⽇常⽣活の制限はほとんどありません。
当院では、副院⻑による涙道内視鏡治療の専⾨外来と内視鏡的⿐涙管チューブ挿⼊治療をおこなっております。

  • チューブ写真
  • 涙道内視鏡カメラ

涙囊⿐腔吻合術

涙嚢の⿐側は⾻を隔ててすぐ⿐腔が存在しています。涙嚢部の⾻に⼩さな⽳を開けて、涙道と⿐腔を直接つなぐ⼿術が涙嚢⿐腔吻合術です。内視鏡的⿐涙管チューブ挿⼊後の再閉塞例や適応外の場合に検討される治療となります。
この⼿術は当院では実施しておらず、専⾨施設へのご紹介となります。